現在、堀口珈琲ではイルガチェフェコンガステーションのウォッシュト精製を扱っていますが、昨年多くのお客様から高い評価をいただいたナチュラル精製のコーヒーを今年も販売します。コンガウォッシングステーションはイルガチェフェ地区の南部、標高2000m付近に位置し、オーナーのMergiya氏は若いながら高品質なコーヒーを作ることに情熱を燃やす志の高い生産者です。ここでは高品質コーヒーの精製に特化し、通常の2倍の選別を施すことで豊かな風味のコーヒーを生み出しています。昨年、コンガステーションのナチュラルを販売した際、お客様には5年前に販売したエチオピアナチュラルの「ミスティバレー」を彷彿とさせる素晴らしいコーヒーだったと、とても良い評価をいただきました。多くのエチオピアファンを魅了したコーヒーをぜひご体験ください。
今回販売するエル・パライソ生産者組合は、コロンビア南部に位置するウイラ県タルキの生産者組合に加盟する62の小規模農家によって作られたコーヒーです。こちらの組合はコロンビアの輸出業者であるVirmax社とリレーションシップ・プロジェクトを取り組んでいます。通常コロンビアはスクリーンサイズによる格付けが一般的ですが、Virmax社は品質を最重要視し高品質なパーティメントのみを買い取ります。また価格もその品質に応じた適切な金額を提示することで、生産者との信頼関係の向上を図っています。生産者側も農家ごとの品質の差をなくすため、ウェットミル工程の標準化に取り組んでいます。広い国土ゆえの多様な地域特性により、様々な香味のコーヒーが生まれるコロンビアコーヒーをぜひお試しください。
現在の主要生産地であるミナス・ジェライス州より南西に位置するパラナ州の東部に今回販売するカリフォルニア農園があります。この農園の歴史は古く、1920年代にアメリカの企業によって設立され、現在も農園名に由来が刻まれています。2008年にノルテ・ピオネイロ地区独自のスペシャルティコーヒー協会が設立されましたが、カリフォルニア農園は協会において中心的な役割を果たしています。新しい技術の導入やサスティナビリティ認証の取得を自ら率先して行い、小農家や農園の労働者に対する教育訓練などを通じて同地区全体の生産技術の向上に一役買っています。設立してから90年が経過した古い歴史を持つカリフォルニア農園ですが、それまでに培った伝統的な栽培手法を尊重しつつ、農地の区画整理や栽培・加工工程の刷新に着手し、農園の再建に取り組んでいます。伝統を重んじつつ、進化を続けるパラナ州屈指の優良農園をぜひお試しください。


