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注目のRoaster's Blend第3弾にケニアとブラジルの新商品販売開始

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ロースト業務を行っている狛江店には、HORIGUCHIの基準をクリアする高いカップクオリティを備えたコーヒー生豆が世界中から届きます。これら生豆が持つ個性をいかに最大限引き出し表現するか、ロースト担当の悩むところでもあり、腕の見せ所でもあります。刻々と変化する生豆の状態や気候・湿度に合わせて微調整を繰り返し、常に現状より良いローストを目指して真剣勝負を重ねる日々が、狛江店の日常風景です。現在も各産地から素晴らしいコーヒーが届き充実したラインナップとなっていますが、狛江店ロースト担当者がこれらコーヒーが持つ素晴らしい香味特性を融合し、今飲める最高の一杯を目指し創ったのがこの「ROASTERS BLEND」です。
no.3となる今回のコンセプトは「WONDER!」。おいしいコーヒーが人にもたらす効果には安らぎやリフレッシュなど様々ありますが、そのなかでも我々が欠かせないものと考えているのが「驚き」です。何もお客様を脅かすつもりはありませんが、本当に素晴らしいコーヒーが持つ豊かで奥深い香味の世界は飲む人を驚嘆させる力がありますし、我々堀口珈琲のスタッフも日々新たなコーヒーと出会い、新鮮な驚きに直面し、魅了されています。そして一人でも多くの方にそんな体験をしていただきたいと考えていることから、あらためて今回のコンセプトとしました。しっかりしたボディとともにシャープな酸、果実味のしっかりとした酸、さまざまな香味の要素が次々に弾けて重なり、心地よい余韻が後をひきます。奇をてらいバランスを崩すことなく、コーヒーが持つ香味の要素を最大限に表現しました。今回は少し深めのシティローストです。飲んでびっくりしたら「ワンダー!」と言ってください。

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昨年夏からこれまで5種類ものケニアを様々な焙煎度合いで販売してきましたが、ついに最後のロットを販売開始します。ガトンボヤは先日まで販売していたキリマラと同じ中央州ニエリ地域にある、ファクトリー(水洗処理施設)の名前です。バリチュという生産者組合が所有しているファクトリーのひとつで、理想的な気候環境であるこの地域の小規模生産者たちが持ち寄ったチェリーをその日ごとに精製処理しています。精製後にバキュームパックで真空状態にし、高い鮮度と風味を維持したまま輸送し、保管していました。そのため非常にフレッシュな印象が強く、上品でクリーンな飲み心地が素晴らしいコーヒーです。キリマラのように果実味が豊かで濃縮感溢れるこれぞケニア!というコーヒーももちろん魅力的ですが、このガトンボヤの上品で繊細な酸もケニアという素晴らしい産地の魅力の一端を担うものだと思います。堀口の生豆買い付け担当おすすめのケニアです。是非お試しください。

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ミナスジェライス州南西部にあるスルデミナスと呼ばれる地域のコーヒーを入荷しました。ヘカント農園は起伏の激しい山の中にあり、肥沃な土壌と豊富な水源地を持つ農園です。そして農学士であるマリアとアフラネオのパイヴァ夫妻が地域環境や社会的な貢献を重視しながら効果的な施肥と技術改良で模範的な農園運営をおこなっています。コーヒー栽培面積の半分にあたる71ヘクタールもの広大な自然保護地域を農園内に持っていて、そこでは名前がわかっているだけでも26種類の動物と80種類の鳥が生息しているそうです。農園で作業をする職員に対しては教育の機会を保障し、近郊の医師や薬局と提携して緊急時に備えるなど、健全な労働環境を提供することで地域社会に貢献しています。彼らの高い志の証として2007年にはレインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。今回入荷したロットはこの農園のなかでも変わり種です。通常パーチメントの内には2つのチェリーが向かい合って入っていますが、まれに不十分な受粉による片側未成熟のパーチメントが出来上がることがあり、そのなかで上手く成熟したほうのチェリーのみを集めたのが今回のロットです。ビターチョコレートのようなほろ苦さとかすかな甘みがあり、まさにブラジルという香味ですが、濁りや重々しさはありません。ブラジルの広大な大地が生み出す滋味をお楽しみください。

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