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アンティパストミスト( Antipasto mist)は、イタリア語で前菜の盛り合わせという意味です。 オードブル( Hors-d’œuvre )は、「前菜」の意味を持つフランス語で す。 アペタイザー( Appetizer )は、「前菜」の意味を持つ英語で すが、食前酒なども含みます。
イタリアンでは、初めに前菜をとりますが、メニューから前菜をセレクトするのが面倒な場合、もしくはその店の特徴を把握したい場合などに注文します。
個人的には、初めての店ではこれを選択します。
とりあえずの一品であらかじめ準備されている場合が多く、冷たいものが主流です。
30年前、代官山の「パパアントニオ」では、前菜がテーブルに並べられていて、自分で皿に盛ることができました。西麻布の「カピトリーニ」ではシェフがホールに出てきて、並べられた前菜を自ら盛り付ました。
懐かしいですね。スタンダードなイタリアンの全盛期ですね。
写真はいかにもベネティア風で、ベネティアのムラーノ島で食べた前菜を思い起こさせます。味も単純で素朴です。
イタリアンの場合は、メインの前にプリモピアット(一皿目/ Primo Piatto )をとります。パスタ類やリゾットなどの炭水化物が基本です。ランチならここで終了してもよいですね。
最後に セコンド・ピアット(2番目の皿/Secondo Piatto) で、 魚は「ペッシェ(pesce)、肉はカルネ(calne)になります。
最近は、小皿で多種の料理を出す店も増えています。
これは、30年以上前に西麻布「アルポルト」の片岡チェフが始めたスタイルです。はじめて食べたときはびっくりしました。
懐かしいですね。この当時はイタリアレストランの数も多くはありませんでしたので、食べ歩きも楽でしたが、今は店舗が多すぎて通いきれません。
その時々のお気に入りの店に行くようになっています。
最後にドルチェ(dolce) とエスプレッソになります。
チーズと食後種といパターンもあります。
フィニッシュはコーヒーですよね?