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株価と雑味

2020年12月31日

世田谷店は、今日まで営業しています。
正月用の豆をどうぞ。

日経平均が27.444円という株価で納会しました。
個人的には狂乱というか、異常に思えます。
日銀やIPGF( 年金積立金管理運用独立行政法人) が株を買い支え、各国の中央銀行も金融緩和し、ファンドマネーも流入していると推測します。
問題は、これらの資金が消費に回らず、株の投資に回っていることで、実体経済を反映していると思えない点です。

個人的には、明らかにバブルと思いますが、もはや、バブルの崩壊から30年経過し、その危うさを理解できる証券マンや銀行マンは会社に残っていないでしょうし、エコノミストやメディアの記者もバブルの実態を体験した人は残っていないでしょう。

大手企業の経営者にしても過去のバブル崩壊を目にした人は少なくなっているでしょうし、筆頭株主が日銀になっている中で安堵しているかもしれませんが、個人的には危うい構造(粘土質の土壌の上にビルを建てるようなもの)にあると思います。

杞憂に終わればよいのですが、コロナが終息し、多少消費が回復し金融緩和が見直され(世界中の中央銀行がいつまでも札を刷り続けることはできない)、金利が上がり株価は下がる方が健全だとは思います。

しかし、どのような状況下であっても、まっとうな商品を作り、品質を維持し、適正な価格で販売していくことが基本だと思います。

過去20年近く優れた品質のコーヒーを中心にテースティングしてきましたので、今年は、堀口珈琲以外の市場に流通している様々なコーヒーをテースティングしてきました。一番感じたのは、雑味(濁り感、経時変化による鮮度低下。様々な要因によります)ですね。これはクリーンの対極にある風味です。
ですから、クリーンな感覚を理解できれば、コーヒーの風味の複雑さや本質にたどりつけると思います。

「よい風味のコーヒーを飲めば、徐々に味覚が開発され、よくない風味を判断できるようになる」と言い続けてきましたが、反対に「雑味のある濁った風味のコーヒーを飲んでいれば、よいコーヒー遭遇した時にはよい風味に気づくはず」といういい方もできますね。


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