パパ日記

賞味期限9 バター

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賞味期限の最後は、生豆の賞味期限になります。
その前段というか前置きはそろそろ終盤にきました。

 

バターの賞味期限はメーカーにより様々に設定され、微妙に異なります。

市販されているバターの賞味期限はおおよそ冷蔵庫(10度以下の要冷蔵)で180日程度、
開封後は「お早めにお召し上がりください」と消費者にゆだねています。
開封後は2週間程度が推奨され、保存がよければ(冷蔵庫から出し入れが少なくあまり空に触れない)
2か月くらいは問題ないようです。

冷凍すればさらに長く保蔵できると考えます。

 

一般的なバターの100gあたりの原材料は、746kcal タンパク質0.8g、脂質82.2g、炭水化物0.6g。食塩0.02gで、大部分が脂質です。
バターは不飽和脂肪酸を多く含む食材で、空気に触れると酸化しやすいため
賞味期限はこの脂質の劣化を見る必要があります。

 

厚生労働省の「菓子の製造・取り扱いに関する指導要領」では、
「油脂で処理した菓子(脂質10%以上)は、含まれる油脂の酸価(油脂の酸化度合い)が3を超え
かつ過酸化物価が50を超えるものは販売しないと定められています。
コーヒー生豆の場合は、酸価が4を超えると鮮度の劣化を感じる可能性が生じます。
酸化5ですと枯草の味を感知できます。

しかし、これは分析しなければなりませんので、店での判断は難しいと考えられます。

これらを考えると、長期で使用する場合は、焙煎豆と同じように冷凍庫で保管するのがよいと考えます。
バターは18℃以上で柔らかくなり、28℃を超えると溶けるため、冷蔵庫で解凍すればよいでしょう。

 

基本的には、発酵バター(クリームを乳酸菌で発酵させる)を買う機会が多く、
その方が風味はなめらかで味わい深いと感じています。

1ポンド(450g)のバターは、有塩、無塩様など々なメーカーの商品がありますが、
一番簡単に入手しやすいのはカルピスバターでしょうか?
その他よつ葉などは成城石井にあります。フランスのバターも数種揃っています。

明治、高千穂バターその他のバターも今はネット上で購入できます。
高千穂はなめらかで、やさしい風味でおいしいと思いますが、通販以外入手は難しいですね。
日本のメーカーも頑張っているとい思います。

面倒ですので成城学園の石井で買い物のついでにバターを適当に買います。