パパ日記

4月のセミナーアップしました

https://reserva.be/coffeeseminar

4月の日程をアップしました。
基本はテイスティングが中心となります。

加齢により体力が衰えるように、味覚も衰えるといわれます。
主には味蕾が減少するからといわれます。
実際にはどうなのか?
自分での判断は難しいところですが、いずれにせよテイスティングスキルは
経験でカバーしているといったところでしょうか?

ただし、嗜好は変化していません。
深い焙煎のコーヒーが好きです。
その意味で、テイスティングも焙煎度に関係なく行える方法がよいと考えます。

現状のSCAやCOEの焙煎度の官能評価は、風味のポテンシャルをつかみやすい反面
コーヒーのもつ本質的な味である苦味や旨味をつかむには適していません。
その意味で、官能評価の方法は検討されるべき時代に入っていると思います。
その意味で、評価を、一つの焙煎度のみで行うことにも問題があります。

また、スペシャルティコーヒーは20年の歴史を刻み、SPの3極化の方向にあり
SCAの評価基準の中で、この3極化を理解できない状況が生み出されています。

SP黎明期からの体験者とここ10年以内の体験者のSPに対する考え方の乖離
SP先進国とSP発展国(韓国、中国、その他ヨーロッパの一部、アジア圏、中東諸国)のSPに対する概念の乖離が 大きく
SPは大きな岐路に差し掛かっていると感じます。

SPを推進してきた、プレーヤーも大きく変動しています。
ピーツコーヒーからサードウェーブといわれたインテリジェンシア、スタンプタウンおよびブルーボトルなどは、すでに
買収されています。新たなプレーヤーは、出てきていません。

一方、日本においても、SPの市場の成長率は緩やかです。
プレーヤーにもやや変化が生じ始めています。

 

一方、COEやプライベートオークションで落札する新興勢力の会社がSP市場を牽引できるとは考えられません。
ここから先はセミナーで。