パパ日記

Papaブレンド-3 硬質の豆 

https://reserva.be/coffeeseminar
セミナーサイト

7月セミナーは
抽出初級、テイスティング初級、土曜のテイスティング中級に各1名の空きがあります。

 

Papaブレンドお買い上げありがとうございます。
コーヒーのおいしさはクリーンな風味といえますが、ふれんちローストでクリーンな風味を表現するには
生豆の選別がじゅうようですい、焙煎釜の性能や焙煎スキルが重要です。

完熟したチェリーを収穫すること
標高の高い産地の硬質の生豆であること
ティピカやブルボン種の在来種系の品種であればさらによい可能性があり
ウエットミルでのパルピング後の選別や乾燥がよいこと
ドライミルでのスクリーン、比重選別、電子選別もしくはハンドソーティングがよいこと
生豆の鮮度がよいこと
など多くの要素が必要になります。

 

このような生豆には、生産者の思いもこめられています。

また、別の側面から見れば、フレンチローストに耐えられる豆は、総酸量、脂質量、ショ糖量が多いといえます。
酸味は風味の輪郭を作り、脂質はなめらかな舌触りを生み出し、ショ糖は甘味を生み出します。
フレンチローストに耐えられない豆の場合は焦げた苦味などに支配されますのでクリーンな風味からかけ離れます。
そのあたりを踏まえて、Papaブレンドをご賞味いただければ幸いです。

 

さらに、横浜工場では、これ以上きれいな豆はないのではないかというくらい
生豆の選別、焙煎豆の選別までも行っていますので、一度向上見学をしてきてください。