パパ日記

昨日続き(12/14)の続き

サードウエーブは、2000年からのコーヒーマーケットの新しい動きに関し、2002年にトリッシュさんが初めて使用したキーワードです。
主には米国のコーヒーマーケットの中で使用されました。
しかし、日本のコーヒーマーケットで2000年の前半はスペシャルティコーヒームーブメントはあまりに小さく、体験したコーヒー関係者も極端に少なかった時代でした。
そのため、私はコーヒー関係者向けに2000年前半のムーブメントの資料として「スペシャルティコーヒーの本」(旭屋出版)を書きましたが、このことはあまり理解されていないでしょう。

 

今、日本で10年遅れくらいでこの言葉が使用されていますが、日本と米国は異なること、さらには遅れて使用されて始めた分、その意味が曖昧となってしまっています。

 

2000年の初めから 堀口珈琲は世界のスペシャルティコーヒームーブメントの先端の真っただ中にいましたので、シングルオリジン、サスティナブル、フェアトレード、パートナーシップという考え方も当たり前のこととしてとらえ実践してきました。
したがって、その意味では堀口珈琲はサードウエーブの旗手ともいえるのですが、日本においてこの言葉は、正しく認識がされていませんし、曖昧な概念となっていますので、
そのような言葉でくくられることには疑問を感じざるをえないということが言いたかったことです。