朝から外出します。

日本は柑橘過日の種類が多いですね。
品種改良が多く、食べやすさに向かいます。
しかし写真のミカン類は原種に近く、皮をむくのが面倒なものです。
甘平は愛媛のものですが酸がすくなく甘すぎるくらい甘いもので、小さなものは鹿児島のタンカンの原種とのこと。深みのある味です。

いいコーヒー（スペシャルティコーヒー）の基本の酸は柑橘の果実のような酸ですので、どのような酸なのか？を考えるのもいいですね。

特に中米、コロンビアなどの優れたコーヒーにはいい酸があり、その酸の質で産地や品質も判断できます。
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、温州みかん、八朔などさまざまです。
強い酸、甘みのある酸、苦みを伴う酸などその質の多様性でコーヒーの香味は楽しめます。

今朝のコーヒー
パナマ　ダンカン　フレンチ
フレンチローストにしても香味のぶれない素晴らしい豆です。
濃縮感、複雑性ともによく、このような豆は多くはないと感じます。
浅いローストで華やかな香味の豆は多くありますが、浅くても深くても素晴らしい香味を生み出す豆は稀有ですので貴重です。浅い場合は甘く濃厚なミカン、深くとも酸が残り、豊かな味わいを生み出します。

　
１０年以上前ローマで購入したエスプレッソカップ。なかなかのデザインです。
北欧にはない遊び心がありますね。
数種のデザインがあり狛江店の棚に飾ってあります。