今朝のコーヒー
papaブレンド　2014-3 　日本橋三越用
スペシャルティコーヒーを浅くローストし、酸と甘みを際立たすというのは北欧や米国発のサードウエーブといわれる会社のコーヒーです。香味の多様性という観点から見れば、そのようなコーヒーがあってもいいとは思います。

このようなコーヒーは、ハイエンドのスペシャルティコーヒーを使用している堀口珈琲では簡単に作ることができます。しかし、 個人的な好みとしては、コーヒーにはしっかりした香味を求めます。
そうすると生豆の選択肢は限定され、難しくなります。

今回のpapaブレンドは、濃縮された甘い酸のあるコーヒーで、レモン、ポンカンにベリー系の香味も含む複雑な味にしました。深いローストでこのようなコーヒーを作ることは簡単ではなく、堀口珈琲ならではと思います。
3/12~3/18まで日本橋三越の催事で販売します。

　
ノリタケのヤジロベー印。1912年の製造でこれはアンティークとなります。（100年以上）
この形状のカップは何種類かあり、古典的形の一つとして認識しています。
骨董市で６客そろった美品を購入しました。
とっては角ばっていて今のノリタケさんでは面倒で作ることができないでしょう。
ノリタケの場合は多摩大学の井谷先生が詳しいのでいいのですが、他の磁器についてはデータがなく、どなたか研究し、交通整理をしてほしいところです。