パパ日記

ナリーニョ

4/5~6とテースティング会お疲れ様でした。
コロンビアの香味のとらえ方がやっと見えてきました。
ティピカ種とナリーニョの香味を理解し、そこを基準に他の香味を判断すればいいでしょう。
この単純なことにたどり着くまでに20年を要しました。
まだ、このことは世界中の多くのコーヒー関係者には理解できないでしょうと言ったらいけないかな?上原店の若林がナリーニョの香味を掘り下げてくれているのでコロンビアの香味を自分なりのイメージで体系化できそうです。
反面ケニアは、地域の特徴的な香味があることも理解できつつあるのですが、ファクトリーによる差も大きく難しいですね。

 

 

今朝のコーヒー
エチオピア サンプル3種
ジマ  イルガチェフェ  カッファの3地域のナチュラル。
グレードなど詳細は不明。
全体的には未熟があり、乾燥ムラも見受けられるが、日本で流通しているG-4、G-5より良い。

 

 

 

ジマは日本入荷のエチオピアの香味をややよくした印象だが、熟しすぎた香味や醗酵臭がかすかに残る。
イルガチェフェはベリー系の香味が乏しく、全体として味のインパクトが弱い、ただし欠点の香味は感じない。
カッファはまあまあのコーヒーで、完熟ミカンの甘み、グレープフルーツのしっかりした酸を感じる。イルガチェフェのような個性はないが、中米のナチュラルの香味に近い。

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日本のビンテージ。メーカー、年代不明。
同じ柄のミルクピッチャー、コーヒーポットとセットだったので購入した。