パパ日記

アメリカンルーツミュージック

今日のコーヒー
ブレンドNo5
酸は少なく濃厚でしっかりした香味。やや苦みを感じます。
コーヒーの華やかな酸よりどっしりした香味が好きであればお勧めです。

 

 

 

今日は休みなのでたまには趣味の領域で。
コバ君 ボブディランのコンサートに行ったのかな?

 

 

すでにディランは50年以上のキャリアで、我々の世代にまざり若い人が70歳すぎのミュージシャンのコンサートに行くようです。
私はボブディランやドアーズ、クリーム、オ―ルマンブラザース等(クラシックも、モダンジャズもですが)を聞いて育ちました。ビートルズやローリングストーンズではありません。
先頭にいたのはやはりボブディランでした。
以前NHKのBSプレミアムで放送された「30周年記念コンサート」(1992年NYマジソンスクエア―ガーデン/蛇足ですが昔はプロレスの会場としても著名でした)を録画しました。
がこのコンサートはDVDが発売されていませんでしたので幻のコンサートといわれています。
最近やっとブルーレイで発売されました。

 

 

 

そうそうたるメンバーがゲストで、アメリカンミュージック好きには米国史上最高峰のコンサートといえるでしょう。ディランは後半に3~4曲しか歌っていません。

 

 

 

このコンサートではある事件が起こります。
初めは何が起きたかよく理解できませんでした。
アイルランド出身の歌手がこのコンサート前のTV生放送でカトリックの神父の児童虐待に抗議してローマ法王の写真を破きます。これは全米に衝撃を与えます。
(最近はユーチューブで見ることができます。)
彼女自身もカトリックだったと思いますが、この児童に対する性的虐待問題は2000年2010年代に世界的な問題として広がっていきました。

 

 

この為彼女は会場でブーイングを受け歌えなくなります。
クリス・クリストファーソンが気にするなと慰めますが、会場の雰囲気は変わります。
ボブディランの曲を歌えず、突然ボブ・マリーの「WAR」を伴奏なしで歌います。
泣き崩れた彼女はクリスに抱きかかえられ舞台を去りますが、最後のフィナーレには登場します。ディランはどう思ったのか?は謎です。