パパ日記

イエメン

イエメンは価格が高い割りに品質は悪く、日本入荷の豆の99%程度はあまり状態がいいとは思えません。世界的に見ても、いいイエメンを飲んだことのある珈琲関係者は極めて少ないでしょう。

そのような中で最近確保してきたバニ・マタリはトレサが明確なもので、通常品とは一線を画すものです。生豆の価格は、モカマタリ名などで販売されている豆の2~3倍はします。

イエメンはこれまで産地の流通などで品質に問題がありましたが、エチオピアと並ぶ古い生産国でその香味の潜在力はずば抜けたものです。

鮮度状態は比較的よく、ナチュラル(アンウオッシュト)の精製の代表的な香味を堪能できます。