パパ日記

コロンビア3種の飲み方

トリマ、カウカ、ウイラの3種のコーヒーはそれぞれ産地の香味を代表するような素晴らしいコーヒーです。香味の違いはなかなか理解しにくいかもしれませんが、少しお手伝いしましょう。

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1.初めに粉の香りをかいでください。
フレグランスといいますが、ここに意識を集中すると違いがあることに気づきます。
すこしでも違いが判ればいいでしょう。

 

 

2.次に同じ条件で抽出してください。
ここで抽出されたコーヒーの香りをかいでください。アロマといいます。
少し違いがあることがわかればいいでしょう。
1よりは少し難しいと思います。

 

 

3.コーヒーを飲んで味わってください。
3つを同時に飲めればわかりやすいですが、そうもいかないでしょうから、
その場合は初めにウイラを飲み、次にトリマを飲み味の違いを確認します。
ウイラの方が濃厚な印象でトリマの方が上品で軽やかな印象のはずです。
このあたりがなんとなくご理解いただければ嬉しいです。
次はまた又ウイラを飲み次にカウカを飲んでください。
ウイラとの違いが判ればいいでしょう。

 

 

4.最後にトリマを飲み、次にカウカを飲みます。
ウイラと比べた時ほどの差異は感じないかもしれませんが、微妙に異なりますので100gを消化する頃にはなんとなく違うと感じることができればいいと思います。

 

 

3種は素晴らしいコロンビアと思います。
クリーンで繊細、マイルドでバランスが良く、コロンビアの良さを理解できると思います。
これまではなかなかこのレベルのコロンビアは流通していなかったと思います。
次にナリーニョも飲んでみると完熟ミカンのような甘い酸とコクがあることに気づくと思います。
先日のブログ「コロンビア南部のコーヒー」も参照ください。