パパ日記

エチオピアのイルガチェフェ

上原でエチオピア・イルガチェフェのステーションサンプルをもらいペーパーで抽出しテースティング。
エチオピア・イルガチェフェのA,B,C,D,のウオッシュト4種。
全てクリーンで汚れがなく、すばらしい豆です。
酸はレモンのように明確で、かすかにブルーベリーのような香味が残ります。

 

 

まだ完全には開いていない状態、つまりは生豆の状態でもう少し現地でレスティングするか日本の定温倉庫で保管するかすれば、よりはっきりした香味が出てくると予測できるような状態です。
どういうことかというと、今後1年間で生豆の状態が変化し香味も様々なニュアンスに変化するということが過去の経験でわかっているということです。

 

 

現時点では黄色の果実の強い酸ですが、鮮度状態が長く持続する豆の力があれば、この後は赤い果実の風味が加わり、最後に黒い果実の風味も出てくる可能性もあります。コーヒーの香味は複雑です。
少なくとも1~2か月後にはブルーベリーのような香味を感じることができると思いますし、さらにはメロン、ピーチのような華やかな果実さえ見出すことができるかもしれません。

 

 

 

今の状態は、A,B,Cには強い酸がありますのでレモンティのようといういい方をすれば、Dは強いボディがありますのでミルクティのようといういい方をしてもいいかもしれません。
今後どのような香味が表れてくるか楽しみですね。