パパ日記

WC記念ブラジルコーヒーを堪能

jicaの研修の運営会社の方とミーティング。
参加者は、基本的には日本の生豆マーケットにどのように参入すればいいのかを一番知りたがっていますのでマイクロロースターに関すること以外に
1日本における生豆の流通構造についての現実的な話
2.さらにはロースト豆の日本における流通と最近のコーヒーショップマーケットについて
等を追加して話ます。

 
数年前に比べコーヒーが世界的な規模で大きく取り上げられるようになりました。
米国では、ビジネスとして投資の対象になるような事例さえ見られます。
そんな中、日本でも喫茶、カフェの新たな可能性をもとめる会社も増え始めているように感じます。
日本におけるスペシャルティコーヒーの元年は2001年あたりで、ここから十数年経過し、シングルオリジンやテロワールとおい言葉も独り歩きするようになり、様々な訴求ができ、コーヒーの差別化が受け入れられるような素地が広がっているのでしょう。
とはいうものの、コーヒーを扱う多くの人たちが品質と香味について正しく認識できるようになるには、さらなる時間がかかるとは思います。

 

 

今朝のコーヒー
ブラジル  N.Sカルモ シティ&カショエイラ シティ
ともにブラジルのシティロースト。
ともにブラジルとしてはとてもクリーンです。
柔らかく舌触りも良くかすかに舌に甘みが残ります。
酸はあまり感じません。
ミルクやチョコレートのような系列の香味といえます。

 

このローストはともに素晴らしく、ブラジルの良質の豆を感じさせます。
柔らかく、「ソフト&ソフト」です。
但しボディは例年に比べやや弱い印象があり、これより深いローストの場合やや香味が重くなるように思います。また、抽出の時間もあまりかけない方が柔らかな香味を堪能できるでしょう。

 

 

 
コーヒーショップの開業について少しお客様にアドバイスしています。