パパ日記

高齢者とシニア-1

10月セミナーをアップしました。

 

 

11月からは新・抽出基礎編 シニア編を企画してみます。
セミナーは15年の歴史を刻んでいますが、最近の参加者は、年々若くなり、20代から50代が主流になりました。男女比も半々くらいという状態です。

 

 

60歳以上の方の参加が減少傾向にあるのは、ネットでの申し込みの仕組みが原因かもしれません。パソコンやスマホになれていない方も多いかもしれません。
またこの世代は喫茶店ブームの中でコーヒーを楽しんできた世代で、すでに自宅でコーヒーを楽しんでいる世代ともいえますので、いまさらという思いもあるかもしれません。

 

 

しかし、現役を引退した方も多いと思いますし、コーヒーを再度基本から学んでみるのもいいと思います。コーヒーを趣味として多面的にとらえるのも面白いと思います。堀口珈琲では文化的な側面からアプローチしたセミナーは行っていませんが、香味や品質という観点からコーヒーを掘り下げ、楽しめるようなセミナーが多くあります。
また、同じ世代の方々とのコミュニケーションも深められる機会にもなると思いますので、一度ご参加してみてください。

 

 

少し先ですが、11月には特別枠を設けますので、みなさんのお父さんやお母さんにもおすすめください。

 

 

高齢者とかシニアという言葉の定義は難しいですね。
高齢者といういい方は、それに該当しそう?と考える世代にとっては心地よくはないですね。法律や行政などのでは高齢者というようないい方をすることが多く、マーケティング的にはシニアなどのいい方をする場合が多いように感じます。
私などは65歳になり、介護保険証が届き、区からは健康状態の調査アンケートまできました。ケアが必要な年齢にきたということなのでしょう。
「年より扱いするな」と言いたいところですが、行政としては年齢で区切るしかないのでしょう。


 

日本では、法的制度から見ても決まった定義はないようです。
各種公的機関が行う人口調査では65歳以上を「高齢者」と区分しています。
年金受給開始年齢は65歳です。
警察庁は75歳以上の運転免許更新時に認知機能検査を盛りこんでいます。
WHOは65歳以上が高齢者で、80歳以上は後期高齢者としてみています。

 

 

日本人の平均寿命が男性80歳、女性85歳と伸びましたので、昭和の時代とはとらえ方が変わってきていると思います。
気力、体力の個人差も大きく年齢のみで一概にとらえることはできません。
現在の日本人の平均的な年齢感覚としては、70歳以上くらいということになるのでしょうか?

 

初めて高齢者として自覚するのは、どんな時でしょう?
1.体力、健康面で衰えを感じた時
2.孫ができおじいちゃんと呼ばれるようになった時
3.定年などで現役の仕事を辞めた時
などでしょうか?

 

 

しかし、65歳でも、まだ若さあふれる人は多くいます。
戦後の第一次ベビーブーム生まれの団塊の世代は65~68歳くらいになり、現在人口構成の25%を占めます。
趣味嗜好も多種多様でとらえどころがありませんが、経済的、時間的余裕もあり消費を牽引していますので重要なマーケットとなっています。

 

 

人口の最も多い層ですので、この高齢者世代に対する優遇策は多く見られます。
1.映画は60歳以上はシニア割引で1000円です。
2.JR東日本の「大人の休日クラブ」は65歳以上で運賃が20~30%安くなります。
3.JALやANAの65歳以上の当日シルバー割引は、主要路線が片道13300円となります。ただし予約はできません。
4.その他スーパーの割引カードや飲食のバイキングで60歳以上は安くなったりもします。
探せばいろいろあると思います。あ… ジェットコースターには60歳すぎると乗れないかな?

 

 

現在の日本の人口構成からみれば、65歳以上の高齢者人口は、2010年にはすでに総人口の23%で超高齢化社会になっています。2030年には31.6%になると予測されています。
65歳以上の高齢者の割合が、7%以上14%未満を高齢化社会、14%以上を高齢社会、21%以上を超高齢化社会といいういい方もあるようです。

 

 

今朝のコーヒー
エルサルバドル シベリア
ウオッシュト、ボいア、ナチュラルの余った豆をブレンドして
華やかな香味です。
真だの方はお早めに。素晴らしいコーヒーですよ。

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磁器で金のふち。
磁器の作家は少ないので貴重ですね。