パパ日記

イギリス人シェフ

日本のアイリッシュパブで食べるフィッシュ&チップスしかわからない私が、イギリス人の味覚は確かなのか?などというと怒られそうですね。
「英国一家日本を食べる」等はその味への理解力をある程度知らしめていますし、著名なシェフも輩出しています。

 

 

最近は2人のイギリス人シェフが話題を提供しました。
ジェイミー・オリバーとゴードン・ラムゼイの2人が香港に出店したようです。
(ラムゼイはスコットランド人かも)

ジェイミーはイケメン若手料理人の走りとして世界にファンが多く、ラムゼイはロンドンの三ツ星料理人として人気がありました。共にBSの料理番組で腕も振るっていて、二人の料理番組は何度も見ています。

 

 
しかしあの20代だったオリバーも39歳になってしまいました。
香港のイタリアンは予約が取れないようです。
ラムゼイは、コンラッド東京のメインダイニングとして開店しましたが先日閉店しています。
食べに行く予定でしたが、日曜を休んだり(汐留の土日は人がいないので穴場ですが逆に経営はつらい)営業スタンスがよくわからず、かつ料金が高めでやめた記憶があります。
東京のフレンチは激戦ですので、その中で戦うには厳しいかなと感じます。
香港なら大丈夫かもしれません。

 

 

 

昨年はパリの「ステラマリス」が閉店しました。
残念ながら行く機会を失いました。
吉野さんが16年パリで活躍し一つ星を獲得した店です。

今は東京の芝、銀座、汐留などに「タテルヨシノ」があります。
来年1月に芝パークホテルの店は閉店することとなり、汐留店は今年の初めレストランからビストロに変わり、安めのメニュー構成となりました。
代わりに銀座店が旗艦店になるのでしょう。

 

 
たまたま知人と汐留店に行く機会がありました。
吉野さんの出身地である喜界島の山羊のカルパッチョは珍しいもので、優しい次でした。
ビストロの基本定番ともいえるパテ・アンクルート(アンクルートは包むという意味)は、パイ生地でパテを包んでいるのですが生地がないほうがいいと感じてしまいましたが、メインのニュージーランドの羊はレアで、脂身もおいしく、いい羊でした。

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ブルゴーニュのミュジニーは、酸が強すぎ、香り、ボディともにやや弱め。2008年はあまりよくない印象です。コーヒーのコメントは避けます。