パパ日記

先週末から 続き

ダージリンのファーストフラッシュも旬です。
春摘みのダージリンが一番きれいで、明るく、かつ香りがよくいいですね。5月中旬までセカンドばかり飲んでいたのでとても新鮮です。
セリンボン、ギール、シーヨックと3つの茶園のダージリンを飲み比べています。
シーヨックは、渋みがやや弱めですが、反面繊細でさわやかです。
インドのダージリンは行ったことがありませんが、高原のさわやかな風を十分にイメージできます。

田園調布のティージュの社長の森さんとはもう25年の付き合いでしょうか。自社でトレーディングし、良心的な価格を維持している会社です。
堀口珈琲を始めた初期はティージュさんのように商品を輸入したいと漠然と思い、目標にもしていました。


珈琲も旬のものが、これからどんどんでてきますので、ネットでご確認ください。

 ショコラショーを飲んだのは今から10年以上前で、パリのマドレーヌ広場の「ラデュレ」でした。マカロンの老舗ですね。
凱旋門にも大きな店がありますが、マドレーヌの店はこじんまりとしています。パリのお金持ち風のマダムがさりげなく立ち寄ります。
この店のショコラショーは、ショコラとクリームが別々に提供されます。これをまねして、その昔世田谷本店のメニューに載せましたが日本では時期が早すぎたようです。エバンが日本に店を出したのはその数年後でした。

今、駅前店では、ペック社のチョコレートを使用したショコラショーを出しています。ホット、アイスともにありますが、メゾンドショコラやエバンのものよりかなり安いのですが、味では負けていませんので一度お試しあれ。

 

毎日シャンパンを飲みますが、3日で1本のペースです。
飲まない日もありますので月に78本程度でしょうか?ささやかな楽しみの一つです。定番は「BRUNO PAILLAD」です。
輸入商社から安く譲ってもらっています。
これを基準に他のシャンパンを飲みます。

パイヤールは、蜂蜜のような濃厚なコクがあり、やや寝かせたような味わいがあります。少し樽の風味のニュアンスも感じます。ただしロゼは今少しデリケートですね。

シャンパンメーカーはメゾンと言われますが、シャンパーニュ地方には数百ものつくり手がいますので、その香味の全貌はわかりません。
ただし、優れたつくり手のシャンパンには個性があり、微妙な香味の違いがあります。

ケニアのファクトリー(水洗加工場、ミル)400くらいはあるでしょうから、同じようなものですね。いいファクトリーのものは、強烈な個性を醸しだします。

ただ不思議なもので、シャンパンと他のフランスのスパークリングワインとは微妙な香味の差異があり、他のスペイン、イタリア、アメリカ、第3世界などの国のスパークリンワインとはかなり違いがあります。
シャンパンフレーバーとでもいうのでしょうか?
言葉でうまくはいえませんが。

今日は横浜に2店目を出す寺嶋君の店に行きました。
ともに立地が良くBSの一つの典型ともいえるでしょう。
帰りに某有名とんかつ店で黒豚のとんかつをいただきました。
柔らかな肉でおいしいのですが、なぜか肉の味より衣の味の方を強く感じてしまいます。
とんかつは私にとって、禁断の食ですので、年間数回という制約を課しています。

千歳船橋の「スパザウルス」さんが2日前閉店してしまいました。
和風スパゲティの老舗の「はしや」さんの流れの店です。
残念です、最近は早く茹で上がる生パスタ系が主流になってきて、メニューも工夫がされ、スパゲティはイタリアを超えるものすごい食文化を形成していると感じます。
家でも多くの方が作りますので、某イタリアンのシェフのように「うちは家庭で作れるものはやらない」などと苦言を呈する方も出てきます。


さて、何でとんかつを食べたかというとスパザウルスさんのあとのテナントとして松屋のとんかつ店「松乃屋」さんが入ると聞いていたからです。
そのイメージに引きずられたからでしょう….。