パパ日記

フランス、アルバニア、セルビアそしてスイス

錦織君はジョコビッチ(セルビア)に惜しくも破れ残念でした。

 

 

この試合の前にはユーロ2016関連のフランス対アルバニアのサッカーを見ていました。
フランスは開催国で今回は予選がなく、アルバニアとの親善試合で苦戦しつつ引き分けでした。ユーロはワールドカップ以上にシビアな戦いで50か国以上が参加します。
アルバニアは、9月の第1節でポルトガルに勝ち、10月の2節ではデンマークと引き分けています。1か月前の第3節のセルビアとの試合はベオグラードで行われましたが、アルバニア系の住民のラジコンが競技場に飛ばされ、混乱し没収試合となっています。
(最近、このラジコンはフランスの原子力発電所などに飛ばされたりして、大きな問題になりつつあります。)

 
この試合で、セルビアからのコソボ独立で対立する民族主義を背景にした政治問題がクローズアップされました。旧ユーゴスラビアの問題は根が深すぎて日本にいるとよくわかりません。
コソボの92%(外務省データ)がアルバニア系住民で、セルビアのベオグラード以外での試合の方がよかったのかもしれません。

 

 

なぜアルバニアに関心があるかというと、はるか昔の中学時代に「どこか1カ国について調べなさい」というテーマを与えられ、だれも扱わないであろうアルバニアを選択したからです。
当然誰も選ばすにバッティングはしませんでしたが、結果としては資料が何もなく苦労した記憶があります。

 

 

最終的のATPのファイナルの大会は、フェデラーが同じスイスのヴァブリンカとのフルセットの試合で背中を痛め決勝を棄権し、ジョコビッチが優勝しました。
テニスの大会のトップテンの選手は試合数が多くなりあまりに過酷で、故障者が出すぎる傾向にあり、何らかの対策が必要にも感じます。

 

 

フェデラーとヴァブリンカは21日からフランスのリールでデビスカップ(国別対抗戦)の決勝戦があり体調が大丈夫なのか心配です。
デビスカップは、サッカーのワールドカップと同じよう国の威信がかかる大会です。
フランスはすでに大会の対策として、日程をワールドツアー(ロンドン)の5日後に設定し、かつ勝てそうなクレーコートにして準備万端待ち受けています。
フランスには、ツォンガ、ガスケ、モンフィスなど元トップテン選手がいる強力な布陣で、今回のデビスカップは面白そうです。

 

 

ちなみに、リールのスタジアムは27.000人収容でき、フランスの意気込みが感じられます。
前回決勝戦に行ったときはジョコビッチのいるセルビアに敗れています。

 

 

日本の有明コロシアム(テニスの森公園)は、国際大会を開催するには古くなり貧弱です。
食事をするレストランもないし、会場案内もわかりにくく、オリンピックまでには改修した方がいいでしょう。国際大会では上海などにだいぶ遅れをとってしまいました。