パパ日記

東チモール

PWJさんと打ち合わせ。

今年は豊作で、早い段階から準備し、8月の末に船積みします。

独立以降、疲弊した産地に入り、唯一の輸出産品であるコーヒーの復興に取り組みもう長い年月が経ちます。その間紆余曲折があり、感動と失意を繰り返しつつ今日に至っています。
フェアトレードの商品を開発するにはそれだけの覚悟が必要です。
出来がよくとも悪くとも買い続け、その出来をよくするためにできる限りのことをしていくことが問われます。他の産地の豆を購入することとは決定的に異なります。
ボランティアの要素も多くなりますのでチモールに対する思いいれも必要です。

東チモールは標高の高い産地にあり、、農家が広範囲に点在し、他の産地以上に厳しい環境下での取り組みとなっています。
しかし、この東チモールの活動を通し、堀口珈琲研究所は多くのことを学んできました。
コーヒーの栽培から輸出に至るプロセスにおける品質管理の難しさは想像を超えます。
一歩一歩 着実に、問題点をクリアし、2012クロップの輸出を迎えつつあります。
山での保管、脱穀、ハンドピック、積み込み、輸送などの一連の工程をチェックするために山田君を派遣し、今年は過去最高のものを日本に入れたいと考えています。
6.袋詰め・ソーイング.jpg昨年の袋詰め
この産地においてはトラブルはつきものですが、可能な手は打ってきましたので、
期待したいと思います。