パパ日記

さりげない料理

堀口珈琲上原店の近くの古民家のレストラン後に、飯倉のキャンティが入店しました。
キャンティといえば、40~50年前の六本木の遊び人、芸能人ご用達とでもいえばよいのか?イタリアンの走りの店です。
 

その昔、40年程前のサラリーマン時代にキャンティのすぐそばに1年くらい住んでいたことがありました。残念ながら当時は行っていません。
真面目でしたので夜の六本木には出没はしませんでした。
当時は西麻布周辺のビストロ系のフランス料理店などがの料理の最前線でした。

 

20150818_123924あさり、九条ネギ

キャンティの歴史は古く、この時代イタリアンは六本木通のアントニオ(今は移転)くらいしかなかったと思います。多くのイタリアレストランができるはるか前の時代です。
20代のころ初めて食べたアントニオのハーブや独特の味には衝撃を受けたものです。
キャンティは時代の変化の中で、一時期色あせた感はありましたが、それでも基本はしっかりしていてスタンダードの味の安定性はあるように感じます。
廃業してしまった恵比寿の「ベビトリーチェ」の堀田さんはキャンティ出身(その後フローレンス)でした。
斬新な料理や特別素晴らしというものはなくとも安心してはいることができ、さりげなくイタリアンというような印象です。ただ価格はやや高く感じるかもしれません。