パパ日記

アスリート 女子プロレス-3

WWEは、米国最大のプロレス団体です。
世界中にファンがいて、日本でもBSでWWEの番組であるロウ、スマックダウンが放映されています。またその下部団体のNXT(2軍のようなものでWWEデビュー前のレスラーが所属し、スターになる前の心得やスキルアップのトレーニングも兼ねている団体)の番組もBSで放映されています。

 
WWEは、世界戦略で売り上げを伸ばしていますので、日本マーケットも重要視しています。そのためアントニオ猪木を、そして2015年には藤波辰巳を殿堂入りさせました。
MLB(大リーグ)では、過去に野茂が候補となりましたが選ばれず、まだ誰も殿堂入りはしていません。イチローは確実と言われています。

 

 

 

昨年、日本のプロレス団体ノアのKENTAを入団させ、又今年女子プロレスのカナも入団させ、NXTで活動させています。

 

 

 

KENTAは、日本で活躍し人気もありましたが、体が小さくハンデがあり、WWEではアピール不足で、いまひとつアメリカンプロレスのエンターティメントに馴染んでいません。
最近は怪我もしたようでNXTに出ていませんので、どうしたのか気がかりです。
同じ日本で活躍していたデビット(新日本プロレスに入門し日本でプロレスを学んだ英国人)はNXTに移籍しチャンピオンになりましたので、先を越されてしまいました。
 

そんな中、先般カナといいう女子プロレスラーがディーバ(女性のマネージャーやレスラーの総称)としてASUKA名でNXTにデビューしました。
最近は、WWEのディーバは日本女子を含む世界中のプロレスラーの憧れで、これはなかなかすごいことです。ただし、これまでは実力は今一つのレスラーも多く、ショー的過ぎる傾向もあります。日本の女子トップレスラーの方が実力はあるかもしれません。

 

 
彼女は、日本の女子プロレスの中でも異色で、既存の興業に満足せず多くの軋轢も生み出し、業界を活性化してきたともいえます。そのパフォーマンスも派手な選手で、最近は関節技などの多用し、実力は十分なレスラーです。
 

 

ノアの興業を後楽園ホールに見に行ったときカナさんが企画した自分の興業のチケットを売っていましたので買い、見に行ったことがあります。

 

 

 

後楽園ホールは.1900人くらい入る格闘技(ボクシングやプロレス)の聖地で、ここを満員にできればすごいことです。現在の新日本プロレスは、プロレス女子の力もあり満員にできますが、全日本やノアなどの伝統的な団体は空席が多く目立ちます。
彼女はここを満員にし、その後の興業も継続しました。

 

 

 

女子プロレスの世界で、軋轢のプレッシャーにもかかわらず、新しいことにトライしてきたスタンスが、NXTでの舞台でも生きると思います。初めての試合のパフォーマンスは完璧でしたので、本家のWWEデビューが待ち遠しいところです。
デビューすれば、年収も桁違いに多くなりますし、その後の道が開けると思います。

 

 

 

錦織君も11月のロンドンのファイナル(年間ベスト8名のみ)出場が決まりましたので
道を切り開いています。

 

 

堀口珈琲もそんなポジションでありたいですね。