パパ日記

メンタル

錦織君の肉体的故障は2~3年前に比べ減り、かなり肉体的に鍛えられていると感じます。
最近のテニスは、ラケットの機能向上、体格の差などでパワー時代に入ってしまったかのようで、サーブで決まってしまうつまらない試合も増えています。
錦織君は、身長2m以上のイズナーやアンダーソン、190cm以上のラオニチ、キリオス、モンフィス等あまりの多くのビックサーバーと対戦しなければなりません。
220kのスピードのボールを返球しなければなりませんので、過酷さは増しています。

 

 

 

我々ではラケットに当たることはないでしょうし、当たってもラケットが弾き飛ばされてしまうでしょう。
恐怖のあまり逃げるので精一杯だと思います。
しかし、ビックサーバーも常に故障と隣り合わせでいますので、テニスがこのままでよいのか?は疑問です。
ナダルは懸念を投じています。

錦織君は彼らに勝っても、その上には2~3歳上でしかないジョコビッチ、マレー、ナダルなどの強力なスター選手が待っていますので、決勝まで残るのは並大抵ではなく、体力を消耗せざるを得ません。
彼らは、今の錦織君の年齢時にはグランドスラムを何度も制しています。
中でも、ストイックでサイボーグのようなジョコビッチを倒すためにはどうすればよいのかだれも対策を持てずにいます。技術以外に食生活の改善による体力、そして人間的な器の大きさなどが強力な精神力を養ってきたと思います。今、彼は大きな壁としてそびえます。

 

 

 

ジョコビッチとの試合で、決勝戦以前であれば健闘する選手もいるのですが、決勝戦のジョコビッチの前では、みな、マレーやフェデラーでさえ力を発揮できず敗退してしまいます。
今年のマイアミは、対戦相手に恵まれたとはいえよく決勝までたどり着いたと感心します。

 

この巨大な壁に立ち向かわねばマスターズ1000以上の大会での優勝はあり得ませんので,いつか勝利するであろうという夢を見続けされてほしいと願います。
最終的にはメンタルでしょうね……?

 

 

 

大リーグが開幕しますし、レスターの試合も見なければならずやや大変です。