パパ日記

タンザニア・ピーベリー

ピーベリー(丸豆)は、ハワイコナが有名で、そのその他はケニア、タンザニアが選別され流通しています。昔は米国がおもな市場でした。

 

 

中米では標高、コロンビアではスクリーンサイズなどで選別されますので他の生産国のピーベリーはあまり見かけませんが、稀少性として特別に選別する事例もあります。
香味は、通常のフラットビーン(平豆)に比べ優れているとはいいがたいのですが、よい場合もあります。この「ブラックバーン」はその良い事例になると思います。

 

 
柑橘系の果実の酸が明確で、かつクリーミーです。
軽めに抽出すると明るい酸が楽しめ、ややしっかり時間をかけて抽出するとなめらかなクリームのような触感を味わえます。優良産地の北部タンザニアは、旱魃等も多く、品質・香味の安定しない生産国ですが、なかなかいいタンザニアコーヒーだと思います。