パパ日記

日銀

黒田さんが少し舵を切りましたが、なかなか金融はわかりにくいですね。

 

 

日銀は、金融緩和は少しセーブして、金利を上げる方向にシフトしようということで、このこと自体はまともなことのように感じます。2%のインフレ目標は不可能と思いますが、G7など対外的圧力もあり努力しなければならないのでしょう。

 

 

しかし、見方を変えると現状の状態はデフレでもなくインフレでもない、いい塩梅とも思えるのですが、変化のない状態をどう見るかは政治家、アナリスト、国民の見解は様々ですので難しいところです。

 

 
銀行の貸し出しも、優良会社は借りる必要性がありませんし、一部の設備投資をする会社や相続対策の投資以外には需要がありませんので、銀行は企業業績を回復させるようなコンサルタントのような業務に切り込むしかないかもしれません。かつて大量に保有した国債を売れば利益が出るでしょうが、売ってしまえばそこから先の展開はどうなるのかは見えません。

 

日本の高度成長は人口増の時代でしたので、人口と経済は相関する部分があると思います。
今は、人口減と高齢化の中にあり、ヘリコプターからお金をばらまいても、海外に目を向け投資先を見つけても、心理的な将来不安がありますし、労働力不足もかさなり国内消費はよほどのことがない限り経済の拡大は難しいでしょう。
もんじゅなどはもっと早くに中止にし、新たな国内産業構築をすべきだったと思います。

 

 

 

現在の日本は、効果的な一手が見つからない、あってもできない特殊な位置にあるのではないかと感じますが、それらは政策の舵取り一つで変わる可能性もあると考えます。
ネガティブなことは書いてきましたので、今後はポジティブにとらえ直し考えていこうと思います。
これからの時代には重要となりますね。
いずれ続きは……。