パパ日記

ロフト40周年

新宿ロフトで、KEISHI TANAKAさんとLEARNERSのライブ。
二つのバンドは共に堀口珈琲との接点があり、インディーズシーンで少しずつ堀口珈琲も浸透しつつあります。

 

 
ラーナーズは半年前と比べライブバンドとして完成度が高くなりファンも着実に増えているようです。ロフトは狭くもなく、広くもなく、詰め込めば500人くらいは入りますので、まずはこのあたりを満員にできればステップアップしていくのだと思います。
ケイシさんのシングルにラーナーズが参加している関係もあり、最後は共演しかなり盛り上がっていました。

 

 
ラーナーズのボーカルの沙羅マリーさんは、高校時代から名古屋から東京にかよいモデルをし、現在も現役です。一時の母でありながら好きなバンドをやっています。

 

 

 

ロフトですから、メジャーなコンサートとは異なり臨場感はあります。
このような場所にいることに違和感も感じますが、ライブ感は捨てがたいものがあります。
しかし、どんぶり勘定といい加減さの音楽業界の中で、最近のライブハウスも衰退気味で経営は厳しいと思います。
このままいくと、ネッ上の音楽配信、CDの売上減少などがミュージシャンの首をしめ、音楽文化が衰退していくように感じます。
これは出版にもいえることで、電子出版は書店の減少を招くとともに、作家そのものの生活をも脅かし、最終的に優れた創作活動を阻害するようにも感じます。

 

 

時代は大きな転換期にあり、10年後の2025年に団塊の世代が超高齢化した後の日本のあるべきビジョンを考えなければならないでしょう。

 

 
話は基に戻りますが、メジャーになればファンも多く、大きな会場は必要になります。
いつも感心しているのですが……同世代の小田さんのコンサートのサービス精神は過剰なほどと感じさせます。いまだ体力維持に努め3時間という長い時間のコンサートを毎年行いますし、広い会場をくまなく回り自ら観客の近くに行きますので、頭が下がります。

 

 
脳科学者の茂木健一郎さんも、講演の後に一人ひとり話をしたりサインをしたりしていますので、ファンを大切にしているのだと感心します。

 

 
長い間前線にいるにはそれなりの理由があるのだと思います。