パパ日記

就職と採用

2月に入り、4年生は卒論の提出が終わり、3月の国家試験の勉強に入っています。
3年生は、外部実習などがあり、その後就職活動に入りますので研究室に来ることができるのは3~4月以降になります。毎日来るようになるのは、内定が出る6月くらいになるかもしれません。その場合、学生の夏休みはなくなるでしょう。

 

 

 

ここ2~3年は、売り手市場で、大手の限られた会社以外であれば内定は出やすくなっています。とはいうものの何度も会社に足を運ばなければならないのは昔から同じです。
今はエントリーシートを提出し、会社説明会、面談を繰り返すというパターンで、学生は時間をとられます。過去数十年間を振り返ると、少子化で最大の売り手市場で、採用企業から見ると最も採用が難しい時代と考えらえます。

 

 

 

学生は、いくつか内定をもらいますので、内定式に学生がいないなどの珍事も予測でき、内定フォローなど採用担当者の能力が問われるでしょう。
また、企業規模や採用人数により採用経費も異なりますが、広告媒体、会社案内、説明会会場費、内定者研修費などがかります。知名度=効果という構造は変わりませんので、業績がよくても知名度のない会社はお金と労力を使うことになります。

 

 

 

 

昔、サラリーマン時代に採用担当を経験したことがありますが、中小企業でしたので高校、大学の就職課、また学生に対するPRと営業活動のようなものでした。
結果が問われますので、この時少し鍛えられました。

一般的には、企業として新卒を採用し、教育して、それを継続していくには、それなりの企業力が必要ですので、従業員300人以下くらいの企業では難しい面があると思います。
自分がやりたいことが明確な学生であっても、企業体質というような目に見えにくい要素もあり、会社として人材を育てられないような事例は多いでしょう。
ですから、3年で30%がやめるというデータもあります。
300名以上でも、きちんとした組織体制ができていない会社も多く有りますので、最近の学生はシビアに会社を見ていく傾向が強くなっていると思います。

基本的には、100人以下と300人と500人以上の会社は、経営方法、社内の仕事のやり方や考え方も異なりますので、夫々に見合った経営をしつつ、そこから脱皮して行くことが重要なのだと思います。

 

 

またまた話がずれました。
そのようなわけで、2月は実験はなしになり(去年はかなりやりましたが…)、論文作成その他に時間を使えますので、活動日記を書く時間が出来ました。
これはすでに15年以上継続していますが、最近は60分前後で書くようにしています。
そのためには、普段から何を書くか?を頭の中で考え、整理していく習慣になっています。
故に誤字があることが目立ちますので、翌日見直すようにはしています。ご容赦。