パパ日記

ポートランド -1 ピノ・ノワール

ポートランドは、美食の都というほどではありませんが、コーヒー及び地ビールは有名で、またビーントゥーバーも目立ちます。
最も有名なのは、オレゴン州のワインで、とりわけ全米におけるピノノワールの産地でその品質は高いと思います。

 

スーパーのワイン売り場には、20ドルから70ドルくらいの価格のピノが置かれています。
カルトワインは200ドル以上しますが、入手は難しい☎お思いましたすが、50ドルのピノで素晴らしい風味を堪能できました。

 

 

 
私は、ブルゴーニュのワインに強い影響を受けていますのでテロワール主義者です。
コーヒーも、同じ概念でとらえていますので、この言葉をコーヒー業界で早くから使用てきました。

 

 

 

 

現在のブルゴーニュは、温暖化の影響か?ロバートパーカーの点数の影響か?日が当たったような濃度のあるものが多く、2010年以降は、ピノの繊細でかつボディのあるワインは一部を除き影を潜めました。それでいて価格は高騰していますので、ストレスを多く感じています。

 

 

 

 

オレゴン州ポートランドで飲んだピノは、価格の割にそこそこの風味で、味の劣化を感じませんでした。
日本のレストランですと、多少なりともダメージを感じますが、現地レストランで飲むワインはクリーンでした。レストラン価格で50ドル、70ドルくらいで十分おいしいのに感動しました。
支払いは、私でない場合が多いので、遠慮して比較的リーズナブルでうまそうなものを選びます。

 

 

 

ピノの高級品は、日本までリーファーコンテナで輸送されますが、デバン(コンテナから出す)の時の温度差、船舶輸送中の振動なども味の変化に影響していると考えられます。
ピノは冷涼な気候下で栽培されますので、カルフォルニア、ニュージーランド、オーストラリアでも少し生産されます。しかし、その風味は圧倒的にブルゴーニュのもので、熟成したピノはアミノ酸の味が特徴です。この特殊な味を求め多くのワイン愛好家がピノのとりこになります。

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ポートランドには、多くのピノの生産者がいて、ワインテースティングで、1週間行きたいくらいです。コーヒーは、ある程度品質レベルが見えていますので……。
豆を買ってきましたので、後日一応テースティング報告します。