パパ日記

ポートランド-2 ステーキ

ASIC初日のウエルカムパーティー、その後のディナークルーズとイベントがあり、外出した夕食は3回でしたので、シーフード、ステーキ、地ビールを選択しました。

 

 

 

ウエルカムパーティーは勝手に集まり勝手に解散と緩いもので、挨拶などはありませんでした。
ディナークルーズは、川を2時間半周遊するもので、船内1~2階にテーブルセッティングされ、前菜、メインを3種の中から選ぶと運んできてくれました。
費用は、主催者持ちとはいうものの酒は個人清算でした。
ASIC参加費で7~8万します。
航空運賃、宿泊(5泊で75.000程度)でかなりかかりますので、余裕のない生産国や大学は人数を多く派遣するのは難しいかもしれません。

 

 

ポートランドは、海にも近く牡蠣、エビなど様々ですが、日本ほど豊富ではありません。
しかし、、白ワインやスパークリングワインは多くそろっています。
スパークリングは、シャルドネやピノをベーストし、これがなかなかおいしく、高級スーパーで1本購入しました。(ふつうはもって帰るのが面倒で買わないです)
もちろん、シャンパンと味は異なりますが、おいしく感じました。
肉は、カベルネ・ソービニオンなどフランス系の品種が向くでしょう。

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米国ですからステーキは外せませんね。
今回は1度しか食べる機会がありませんでした。
ランチはASIC会場についていましたのでハンバーガーも食べていません。

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ステーキは、最低6オンスから12オンスぐらいがちょうどよい量でしょうか?
比較的高級な店で、45ドルから100ドルくらいの間で食べることができます。
私は最低の6オンスで十分です。Filet mignon(mignonはひれの部位)の6オンス(28g/オンス)を食べましたが、45ドル。レアでさっぱりし、やや物足りないでしょうか?
アメリカ牛の場合は、脂身の多いものでちょうどよいかもしれません。
六本木のNY系ステーキハウスですと昼の価格と同じですので安いですね。

 

 

 

 

USDAの枝肉格付け(肉質等級)では,脂肪交雑の多いものがプライムで高級になります。和牛に比べれば脂肪はかなり少ないですね。
またオージーのWagyuでも脂肪交雑は少なく、日本の等級で見れば下位に来てしまいます。

 

 

 

日本の場合、脂肪交雑は、牛枝肉の第6-7除骨開切開面における特定の部位の脂肪交雑程度を12段階(1は脂肪交雑がほとんどないものから12のかなり多いもの)の基準で評価されると8月の日本食品科学工学会で聞きました。
Beef  Marbling Standard:BMS評価ということです。
日本では、霜降りの多さ、きめの細かさが肉の価格に反映され、脂肪交雑の多いものは、少ないものの2倍はしますので、和牛はどうしても脂肪分の多くなってしまいます。
この検査を画像解析により格付けを客観的に行う研究が帯広畜産大学などで行われています。