お知らせ

エチオピアとパナマとブラジルのニュークロップ入荷!ラインナップ、充実してきましたよー!

120616_panama.jpg

パナマを代表する農園のひとつで堀口珈琲でも近年様々な区画を販売してきたコトワですが、今年も有機栽培区画である「ダンカン」を入荷しました。今回ももちろん栽培過程においてアメリカ農務省(USDA)の有機認証を取得しています。パナマらしい華やかさを備えつつ、しっかりしたコクと甘い後味が見事なバランスを構築しているコーヒーです。これほど安定してハイレベルな有機栽培のコーヒーにはまず巡り会えません。

堀口珈琲では有機栽培されたコーヒーを扱うことはほとんどありません。それは扱うコーヒーの選定において、弊社が考える香味の基準をクリアすることが必須なのですが、世界中で生産される有機栽培豆のほとんどはその基準を充たさないためです。コーヒーに係わるさまざまな認証や有機栽培を軽視するつもりはありませんが、それらを軸に据えて香味をおろそかにするのは本末転倒だと考えています。堀口珈琲で販売する有機栽培のコーヒーは「有機栽培されているから」扱うのではなく、「備えている香味が素晴らしいから」扱うのです。安定的な高いレベルの香味を求めていくことが、最終的にはコーヒー生産に携わる人々や環境の発展につながると信じます。そういった意味で、このコトワ・ダンカンはまさに堀口珈琲が求める有機栽培コーヒーといえるでしょう。是非この素晴らしい香味を持つコーヒーをお楽しみください。

ご注文はこちらから

 

eechi.jpg.JPG

多くのファンを抱えるエチオピア「イルガチェフェ」のニュークロップを入荷しました。近年輸出システムの変更により、以前のような細かい区分での購入ができずにいましたが、ついに今年はステーション単位での入荷に成功しました!イルガチェフェ南部のコチェレエリアにあるTekelu Dembelというウォッシングステーションのコーヒーで、クリーンなカップで甘味や綺麗な酸が存分に楽しめる素晴らしいイルガチェフェです。柑橘の瑞々しい酸とピーチのような甘い後味が合わさり、フルーティなコーヒーの醍醐味が詰まったコーヒーといえるでしょう。非常に出来の良いダージリンにも通じる香味で、「華やか」という表現がぴったりな香りと明るい酸がどこまでも鼻腔を駆け巡ります。ぜひご堪能ください。

ご注文はこちらから

 

110706_california.jpg

現在の主要生産地であるミナス・ジェライス州より南西に位置するパラナ州の農園で、今年で2年目の使用となるカリフォルニア農園を入荷しました。
この農園の歴史は古く、1920年代にアメリカの企業によって設立され、現在も農園名に由来が刻まれています。2004年にロドリゲス家が経営する企業が農園を取得して以来、農学者でもあるルイス・ロベルト・ロドリゲスさんが中心となり、霜害で衰退した産地の再興を目指すリーダー的存在として先進的な取り組みを行ってきました。農地の区画整理や栽培・精製プロセスの刷新、さらには自然環境及び労働者の生活向上に配慮した生産を行い、2007年にはパラナ州で初めてGood Inside認証を取得するに至りました。農園取得後、栽培する樹も全て産地に適したものに植え替えられているのですが、いくつかある栽培品種のなかからサンパウロの農業研究所で開発された「オバタン」という品種を今年もセレクトしました。しっかりしたコクがあり、かつマイルドな飲み心地で生産者の努力が覗えるコーヒーです。

ご注文はこちらから