パパ日記

心臓手術-1退院しました

昨年から、動悸、息切れを感じるようになり、テニスでも胸が苦しく動けなくなりつつありました。

心臓のCTおよびMRI検査により狭心症が見つかり、4月10日に心臓の冠動脈のバイパス手術を行いました。冠動脈3本のうち2本は閉塞、残り1本もかなりつまっていましたが自然に細いバイパスができて、これまで生きていたようです。

原因は、40年間に及ぶフレンチ、イタリアンを中心とした食事、その他乳製品、バターなどのとりすぎによる生活習慣に起因する高血圧症、高脂血症などが推測されます。さすがに、今回は食生活の見直しを考えたいとは思います。
塩分と脂質を減らすしかないのでしょうね。

今回のバイパス手術は、心臓停止、輸血なしで、胸骨を真ん中から切って、開胸して行う方法でした。素人からすれば恐ろしい大手術ですが、現代医学では普通に行われているようです。手術時間は2時間半程度、閉塞した冠動脈に他の動脈(2mm)を細いナイロン糸でつなぎますので専門的スキルが問われるものです。



動脈は左腕、内胸動脈からとり縫合したようです。左腕は手首から肘近くまで25cm程度、開胸した部分は25cm程度の切開・縫合した後が残っていますが、徐々に消えていくようです。



山崎豊子さんの「白い巨塔」は、1966年に田宮二郎主演で映画化され、その後2003年には唐沢寿明主演でTVドラマシリーズ化されましたが、この唐沢版はなかなか面白く再放送を見ましたが、この時代の医療技術であれば生きていなかったでしょうね。

本日退院しました。

日常生活に支障はありませんが、まだ疲れやすい状態です。
週に4回程度は20~30分は歩行のリハビリをし、徐々に負荷を加えていく予定です。完全復帰には1~3か月程度はかかると推測されます。

つづく