パパ日記

コーヒー品種 1

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昨日の夕食は、カレー風味のリゾット。
冷凍のライスを解凍し、野菜出汁で煮込みました。
これだけでは、足りないですね。もう少し我慢。
ここ2週間の米の消費は、例年の1年分に相当するかのようです。



コーヒーの風味は、品種により差異が生じるのか?については難しく、栽培環境との関連の中でといらえていく必要があると感じています。


植物は、界―門―網―目―科―属―種、さらに変種と分類され、コーヒーの樹の場合は以下になります。


界(kingdom)=植物(vegetable)
門(division)=維管束植物(tracheophyta)
網(class)= 双子植物(dicotyledoneae)
目(oder)=アカネ目(rubiales)
科(family)=アカネ科(rubiaceae)
属(genus)=Coffea
種(species)=Coffea arabica
亜種(sab species) = typica、bourbon、mund novo、maragogipe 他


Coffea属には、coffea arabica(アラビカ種)以外に、十数種の種がありますが、商業的にはcoffea canephora(カネフォーラ種)とcoffea liberica(リベリカ種/ほとんど流通していません)などが知られています。


Coffea arabicaは、アビシニアの固有原種ですが、世界中に伝播し、異なった気候条件、土壌で栽培されるうちに、徐々に変化し、特有の性格を備えたものが生まれています。


Coffea Arabicaの栽培品種は、ティピカ種とブルボン種の系統のものが多く、それ以外のものはそれらの突然変異やハイブリッドチモールとの交配によるものが多く見られます。


コーヒーの品種の系統分類は、樹の形態上の特徴に頼っていましたが、現在では、DNA解析が分類学の主流となっています。しかし、Coffea Arabicaの栽培品種は長い年月の間に他家受粉も繰り返し、変異していると考えられますので、DNAサンプルデータが必要になります。すでに、ネスレはブルボン種のDNAデータ解析をしているとASIC(国際コーヒー科学会/中国・昆明/2016)で発表していました。



図は、最も一般的なコーヒーの品種間の関係を表しています。植物グループを結ぶ線と矢印は、親子関係を示します。薄い色は、自発的な遺伝的変化に起因(突然変異)する品種です。
coffea arabicaは、coffia eugenioidescoffea canephoraの子孫です。