パパ日記

Starmaya種-2

https://reserva.be/coffeeseminar
コーヒーセミナー

前回のつづき

スターマヤ種は、F1の問題を解決するべく開発された品種で、マルセレイサ種とエチオピア品種による交配種です。
雄性不稔の樹であるスタ-マヤ種は自家受精することなく、他の樹の花粉で確実に受精が行われる事でF1品種を生産する事ができます。

某社でコスタリカのオロシ産のSTARMAYA種を販売していましたので購入しました。(200g  1620円)
飲んだことのあるような風味ですが思い出せません。
エチオピアのWashedコーヒーと中米のニュークロップに見られるフレーバーに近い印象です。

従来、F1品種は、フラスコの中で組織培養を行い、苗木の状態で植える必要があります。
農家が苗床をつくる今の状態より供給量が限定されると考えられます。
しかし、スターマヤ種は、自家受粉しないため、安定して他の品種との交配が可能となります。

組織培養する必要なく、現状のように種子から栽培が可能なため、新たな可能性があります。
コーヒーの耐病性、収穫性、新しい風味作りにおいて、現在anaerobicなどよりは重要と考えます。

現在、流通は微量ですが、コスタリカの一部の農園で栽培が進められつつあり、今後流通量は増える可能性があります。