パパ日記

クスクス

サラダの続きで忘れてはいけないものにクスクスのサラダがあります。
フランスではタブレといいます。日本の一部のビストロのメニューに載っています。

 

 

初めてパリに行ったのは20年以上前でしょうか。一人でした。
昼にビストロに入り、何を注文しようかと迷っていると、周りはみな同じものを食べているではないですか?当時はシャイでしたので何も聞けずステーキを注文しましたが、今なら「ケスクセ」くらい言っているでしょうが、そもそも返答が理解できないので意味がないですね。

 

 
クスクスということをあとで知り、あの時試してみればと後悔したものです。
アルジェリアはフランスの植民地でしたので、そのあたりの食文化が流れてきたのだと思います。とにかくフランス人はこのクスクスだ大好きで、同じ小麦粉から作るにも関わらずショートパスタやスパゲティは食べないですね。
モロッコ、チェニジアあたりの北アフリカの料理のようです。
その昔、パリからフィレンツエに向かうエールフランスの飛行機の夕食にクスクスが出てきてびっくりしたこともあります。フランス人はクスクスが好きなんだなーと感心したものです。

 

 

 

ラムと野菜の煮込んだものとクスクスといったものの組み合わせから、バリエーションは豊富です。数年前まで代々木上原に「ベルデュ」というフレンチレストランがあり、この店のシェフはクスクスを作っていましたので、たまに食べました。
日本人にはパスタ系の方が合うので、今一つ広がりませんね。