パパ日記

papaブレンド-1 フレンチローストのコーヒー

昨日6月1日からpapaブレンドを販売しています。
フレンチローストのコーヒーを作るためにこの仕事を始めましたので、
堀口珈琲のコーヒーは深い焙煎に特徴があります。
通常は、深く焙煎すれば焦げ臭や煙臭に支配されます。
柔らかく繊細な苦味のコーヒーを作るのは難しく生豆の素材が重要です。

同じ緯度の産地であればより標高が高い産地の生豆
繊維質の柔らかい軟質よりも密度のたかい硬質の生豆
総酸量、脂質量、ショ糖量の多く含まれる生豆
パーストクロップよりニュークロップ
そのような生豆をキープしていくことが重要になります。
もちろん、このような生豆ばかりではなく、多様な生豆も購入しています。

 

これらの生豆を、デリケートな風味に焙煎していくには焙煎のスキルが必要になり、簡単ではありません、
150℃位からのメイラード反応時時から、1度の目のハゼ、2度目のハゼ時におけるプロファイルが大切で、かつ焙煎機の
性能も重要になります。
フレンチローストは、素材と焙煎スキルの究極の領域となります。

 

このようなコーヒーを作るには、高いイスティングスキルが重要で、
「よいコーヒーの風味とは何か?」を学習していくことが大切です。