パパ日記

ファーストリリースのコーヒーを飲めますよ

コトワ・リオクリスタル ゲイシャ種は13-14クロップがファーストリリースです。

標高が高く寒い場所で実がなるまで5年かかり、かつ収穫量も少ない畑です。
通常は3年で収穫できますので効率は悪いですが、今後の期待度も含めこの生豆を購入しました。
今年の収穫量は4袋(60k換算)しかなく、うちウオッシュトの2袋を堀口珈琲が購入し、ナチュラルの2袋を他社が購入しました。
希少なコーヒーで、世界の多くの会社が欲しがる豆でもあります。
堀口珈琲は、コトワの豆を多く購入していますし、リカルドさんとの信頼関係もありますので購入することができました。

 

この豆は、堀口珈琲としては、最も高い価格の商品となりますが、毎年香味を追いかけ購入していきたいと考えています。ファーストリリースなので木も若く、これからどのように香味が変化していくのか?そのあたりも楽しみにしています。
毎年長期的に購入して行きたいと考えていますので、皆さんにも毎年試していただければ幸いです。
貴重なコーヒーですので、私も無制限に飲むことはできませんが、これがどのようなコーヒーなのかの一端を香味の観点からお伝えします。

 

 

30gを3分で260g抽出 95度の湯でスタート
30gの湯を20秒間隔くらいで抽出、8回ぐらい湯を注ぐことになります。
酸は控えめでしっかりしたコクが生じます。熱い状態では酸の華やかさはわかりにくく、冷めるとカップを口につけたときに果実の風味を感じることができます。

 
30gを2分で260g抽出 93度の湯でスタート
40gの湯を20秒間隔くらいで抽出、5~6回ぐらい湯を注ぐ感じです
初めに酸をしっかり感じることができます。
レモンのようにしっかりした酸で、さらには複雑な果実のニュアンスも出ます。

 
このロースト(ハイロースト)の場合は、抽出時間は早めの方がよさそうです。
またローストは1月4日ですので今少し常温で保管してからの方が香味のニュアンスははっきりすると思います。このあたりを参考にして抽出してみてください。
20140103_150835 20140103_150902
有田の窯元です。
私が1990年に開店する際に有田の多くの窯元を回り、最終的に使用を決めた窯です。
有田の伝統的な絵柄を現代的にアレンジしてもらい、多くのカップを作ってもらいました。
15年くらい様々なデザインのカップを使用しました。
おそらく500から1000客くらいのカップを購入していると思います。
販売もしましたが、大いに遊ばせてもらいました。
写真は最近のデザインのものでカラフルになっています。
価格も高くなり使用は見合わせ、今は有田の別の窯元のカップを喫茶で使用しています。
いずれ紹介します。