パパ日記

御礼

多くの年賀状をいただきありがとうございます。
この場にて御礼申し上げます。

 
一般的なコーヒーの生豆相場は、需給バランスで変動し、ブラジルの増産予測、コロンビアの収穫量の回復などで低下傾向にあります。価格の低迷は、生産農家の生活の不安をもたらし、消費国においては輸入商社の撤退と寡占化をもたらし、低価格のコーヒーマーケットの拡大をもたらします。
デフレ構造になっていくことは、コーヒー産業の持続性にとっていいことではありません。

反面、高品質の生豆は、生産量が限られ、需要も多く、逆に価格が高騰しています。
生産国では高品質コーヒーで収支バランスをとろうとしているかのようです。
スペシャルティコーヒーという言葉を使用すれば、ここでもすでに価格の2極化(2013年1月1日活動日記参照)が生じています。
香味のよいもの、希少な高品質品へのニーズは世界的に高まっていますので、この中で優れた生豆を獲得していくためには、会社としての.購買力や生産国のとパートナーシップ、リレーションシップが問われます。世界的に見れば厳しい競争下にあると感じます。

しかし、どのような状況下にあっても私は、最高品質の品揃えをすることにより、コーヒーを愛する方々が最後にここにたどり着いてくれればいいと考えています。