パパ日記

ケニア

ケニア好きとしては、今月からオークションに参加し購入に入ります。
オークションリストの吟味、そしてサンプルの依頼、そして入札価格の提示などの一連の作業を毎週行っていきます。

極めて特殊な作業であり、高度なカッピングスキルが要求されます。

生豆は生き物のようなものです。
精製後から、レスティングの機関で香味は変化していきます。
ケニアは香味の特徴が大きいゆえ、レスティングの期間で香味の変動も大きくなります。
そのあたりを勘案した高度なカッピングは、毎年の積み重ねによる経験が必要になります。

いいワインでいえば、「このワインはいつ開くのか?」と同じ問いになるでしょう。
生豆の段階で、その後の1年の香味の変化を予測するのですから、これがわかるようになるまでには何年もかかりました。