パパ日記

ルワンダコーヒー

今朝のコーヒー

ルワンダ コアカカ シティ
ルワンダのコーヒーに取り組んだのは今から もう10年くらい前になります。
その昔、マネが持参したSCAAカッピングジャッジ養成講座のサンプルに中に、当時新興産地であったルワンダのコーヒーがあり、それがあまりによかったためこの産地に興味を持ちました。
多くは低品質でしたが、一部がウオッシュトに切り替えられ品質が劇的に向上しました。しかし、当時は輸入ルートも確立されていませんでしたのでルワンダ大使館その他トレーダーと共同の開発が必要でした。
10年前はまだスペシャルティコーヒーといっても、ばらつきがありこのコーヒーの重要性を感じたわけです。

 

 

 

東アフリカ内陸部の国で、輸送その他今でも輸入にかかわるプロセスでトラブルはありがちです。
また、過去数年試行錯誤し購入してきましたが、ポテト臭の問題が米国で広まりつつある中、堀口珈琲もその問題に直面することになり、使用を減らさざるをえない状況が続き、現在は毎年チェックしつついいものがあれば購入するというスタンスでいます。

 

 

ルワンダは、酸とコクのバランスのとれたいいコーヒーです。
中でも素晴らしいルワンダは、エチオピアのシダモのウオッシュトの華やかさ、もしくはグァテマラ・アンティグアのような柑橘の酸とコクを感じます。
しかし、最近はなかなかお目にかからない印象です。
このコアカカは、まあまあのルワンダですので販売している訳です。
柔らかく飲みやすいコーヒーですのでお試しください。

 

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川松さんのカップ。
計3客しか残っていませんでした。
磁器の作家は少ないので、次回個展があれば購入するかもしれません。