パパ日記

art

世田谷在住の彫刻家の長谷川さんは20年前からの知り合いで、昔は作品を購入していた時期もあります。世田谷店のどこかにさりげなく置いてあったりします。
私のデスクの足元にさびたように転がる真鍮の魚もあります。
先日当方不在の折来店していただいたようです。
震災後アートは作家の創造と社会とのかかわりも重要な側面も持ち、多様な活動が生まれています。そんな一環で麻袋を使用したいようです。

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sakana の彫刻 、右はコーヒー麻袋をキャンパスにして画いた渋谷清さんの作品

 

 

今朝のコーヒー
スマトラ  リントンマンデリン  ミディアム
湯をさすと初めに杉や檜のような木の香りが漂います。
雨上がりの青い芝草、森の中のこけや草のにおいなども感じます。
在来種ですのでしっかりした柑橘の果実の酸もあります。
しかし、最も特徴的なのは、滑らかな舌触りです。
これだけ強い粘性のコーヒーは他には存在しませんので、ボディを簡単に確認できます。
これだけボディがありますので、堀口珈琲では開業時からこの豆をフレンチローストで販売しています。その理由は単純で飽きないからです。
20年以上焦げ臭のないフレンチをご贔屓にしてくださるお客様は多く、堀口珈琲には重要な豆です。

 

 

ミディアムをたまに飲むにはいいと思いますが…。
このコーヒーの香味の本質はやはりフルボディの濃縮感でしょう。
サンフランシスコのピーツもやはりフレンチのマンデリンがおすすめ商品です。
アルフレッド.ピートはオランダからサンフランシスコに移住しますが、一時期インドネシアにも滞在していたのでこのコーヒーの理解者だったのだと思います。

 

 

ピーツの使用しているマンデリンとは生豆は異なりますので、サンフランシスコに行かれた際は
堀口珈琲のマンデリンと比べてください。
スターバックスも伝統的にスマトラは好きですね。リザーブコーヒーとしてブルーバタックなどが販売されていれば飲み比べてみるのもいいでしょう。
サードウエーブはまだこの領域は未開でしたが、スタンプタウンはスマトラのアチェなどを開拓してきています。また浅いローストからフレンチローストのコーヒーもやりだしましたね。

 


いずれ、スマトラのコーヒーについても、堀口珈琲の生豆と他社のスペシャルティコーヒーの生豆の違いについては、テースティング会などでお話しする機会もあると思いますのでお楽しみに。

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昨日に引き続きアンディ・ウォーホールのカップ。