パパ日記

ブラジルのチルドレン

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ブラジルの子供たちの描いた絵が張られた小さなノート。
コーヒー輸入会社の方からいただきました。
この子たちがコーヒーに関心を持ってくれて、ブラジルのコーヒー産業を支えるようになってくれればいいですね。
ブラジルのコーヒー産業は、コロンビア同様、経済発展、新興産業との競業で人で不足です。

 
日本は高齢化と少子化で人で不足です。
日本の経済は人口という観点から考えるべきなのですが、先の選挙でこの観点から政策を論じた政治家はごくわずかでした。

 

 

今朝のコーヒー
ハイローストのコーヒーばかり飲んでいたら
さすがに飽きました。
たまに飲む分には良いですがコーヒーらしさという点では深いローストのほうがいいですね。
深すぎてアフターに苦みが強く残るものはだめですが、深い方が習慣性は高まります。

 

 
私がこの仕事を始めた25年ほど前の家庭用のマーケッとは、ミディアムローストが99%でした。
そこにシティローストとフレンチローストの豆を販売したのですから、世田谷の方は衝撃でしたでしょうね。
開店当初の当時の販売比率は、
1990年 ミディアム30%、シティ50%、フレンチ20%
2000年  ミディアム10%程度、シテ+フレンチで90%程度でしょうか
2010年 ミディアム0%、 ハイ5%弱、シティ+フレンチ+イタリアンで95%程度でしょうか?大まかで、正確なデータではありませんが…..

 

 

コーヒーの嗜好は深いローストの方に向います。
苦すぎるなど深いローストの問題点が出てきた為、そのアンチテーゼとしてごく一部に浅いローストも生まれました。
しかし、これも深いローストの方に向かうでしょう。
コーヒーの香味の神髄はどこにあるのか?
コーヒーの嗜好の行き着く先はどこか?
を考えればおのずから答えは導き出されます。

 

 

サードウエーブのコーヒーもいつか、必ず深いローストに向かうことになるでしょう。生豆の品質をきちんと理解すれば、ローストの幅の多様性が理解できるはずです。