パパ日記

今朝のコーヒー
パナマ コトワ・ダンカン ナチュラル
中米のナチュラル(果肉のついたまま天日乾燥し、脱穀します)が試行錯誤され数年がたち、高い完成度の豆を見ることができるようになりました。パナマにおける先駆的な試みはおおくの生産者や消費国に刺激を与えつつあると感じます。

 

 

 

ナチュラルの香味も大きく区分すると、
ブラジル、エチオピア、イエメン、そして中米となりますが一様ではありません。
エチオピアとイエメンは異なりますし、中米も独特の風味を持ちます。
この差は微妙なニュアンスですので、堀口珈琲のイルガチェフェやイエメンやパナマを何度か飲んでいただければと思います。

 

 

 

しかし共通する部分もあり、それはダメージの香味である果肉臭や濁り、発酵臭やオイル臭などがなく、華やかでクリーンな香味です。
このようなナチュラルは、ごくまれにしかなく完成度の高いものとなります。
まさにこのダンカンは、完成度が高く、果実の完熟感、ボディ感が明確です。
中米の優れたナチュラルの香味の基準となりうる香味で、かなり貴重ですので一度お試しください。

 

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ノリタケのビンテージでかなり古いもの。
現在までつながる古典的というか定番的なデザインです。
私のささやかなコレクションの中核をなすカップとなります。