1/29 カカオ豆-5の続き

ＮＹのＦＩＮＥ＆ＲＡＷのローフードのチョコレート。
友人のムッシュに買ってきてもらいました。
銀紙を手作業で包んだようで手作り感がある。
新鮮な味でなかなかおいしい。

ビーンツーバーは世界的な流行で日本でも参入が目立ちますが、カカオビーンズはコーヒービーンズに比べ生産現場での品質管理はかなり遅れています。
これまで装置産業として寡占化されてきた業界ですので、品質を理解できる人も少なく、まだまだカカオの味もわからない状態で課題の多い業界といえるでしょう。

 
コーヒーでさえ2000年以降にやっと、品質や香味に目が向いたのですから、カカオについてきちんと品質や味を勉強できるようになるには今少し時間がかかるでしょう。
また自家焙煎しても採算という観点からは難しく、また滅菌などの方法も考えねばならず、これから試行錯誤していくことになるでしょう。

しかし、私のようなチョコレート好きには、日本にもカカオやチョコレート文化が根付くことはいいことだと思いますので、カカオハンターの小方さんの活動は重要でしょう。
今朝の朝日新聞別紙にも大きくと入りあげられていました。