パパ日記

スピーチとメンタル

テニスを再開しほぼ1年が経過し、循環器系機能も少しばかり改善したように感じます。
こし、ひざ、ひじ、かたなどにわずかな痛みがありますがケガなくこれました。
マー君、イワクマと日本人大リーガーは大丈夫なのか心配です。

 

 

バルセロナ(クレーコート)で錦織(ランキング5位)が優勝しました。
決勝の相手は善戦しましたが、そこを振り切るのがトップテンの実力です。
これまで潜在的な才能がありすぎ、体力がついていかずケガに泣かされていた時期を思うと、強くなったと感慨深いものがあります。
過去 錦織自身が数多く跳ね返され涙をのんだトップテンプレーヤーの壁は強力です。
今では立場が逆転し、彼自身が下位の選手の壁になったと感じます。

 

 

錦織の最近の優勝、準優勝時のスピーチも板についてきました。
大会スポンサー、大会運営者、ボールボーイ&ガール、チームメンバーに対する感謝のコメントと戦った相手への賛辞など、スピーチではその人間性が問われます。
おそらく、これまで何度もスピーチの練習もしてきたと思います。
いきなり勝ち上がった体験の少ない選手のスピーチはぎこちないものです。
スポーツでスピーチがきちんと求められるのはテニスだと思います。

 
WWE(米国プロレス団体)の殿堂入りのスピーチもその人なりが現れます。
アントニオ猪木が数年前殿堂いりし、そして今年は藤波が殿堂入りし熱き思いをスピーチしました。レスラーとして演じてきた役とその人の人柄のギャップを垣間見ることのできるのがスピーチです。
昔の選手が表彰されるこの殿堂入りのセレモニーが好きでレッスルマニア(年1度のWWE大会)のDVDを毎年購入しているようなものです。

 

スピーチとは異なりますが…….

マイクロソフトの西脇さんはかなり綿密な事前準備やリハーサルまでしてプレゼンや講演をやるようです。プロに徹していますね。
私の場合は、性格的に型にははめるのが好きではないので、レジュメを作る準備はしますが、あとは参加する人の年齢、性別、関心の程度や種類、その場の雰囲気により話を微調整します。
かなり緩いかもしれません。
立場によりそのスタンスは変わっていいと思います。

 

 

だれもが経験するスピーチといえば結婚式ですね。
これは思考、価値観、人生経験等が問われるので意外に厄介です。
いつも同じことを言う方は別として、…..
回数を重ねると、何か新鮮で気の利いたことを言わなければならないというプレッシャーを感じるようにはなりますね。
このような場合は、西脇さんのように事前の原稿準備とメンタルトレーニングをしておくことでしょう。
更に緊張をほぐすには、
披露宴前に両家のご両親とご挨拶し、仲良くなることでしょう。

 

 

 

プロのスポーツ選手は常にこのようなプレッシャーの中にいますのでメンタルトレーニングが必要になると思います。