パパ日記

アイスコーヒーの真実-1

アイスコーヒーは日本独自の飲み物だと思うのですが、いつから飲むようになったかについてはよくわかりません。
日本ではコーヒーの文化的側面からの研究は少なく、たった40~50年前の歴史さえも、もはや忘却の彼方のような気がします….。

 

 

NHK BSの「cool japan 発掘」はたまに見ることもありますが、最近鴻上尚史さんが「cool japan !?」を出版しました。
その冒頭で外国人が日本に来てCOOL(かっこいい、優れている、素敵)なものとしてアイスコーヒーというのに驚いたと書いています。

 

 

イタリア、フランスなどコーヒー好きのヨーロッパにはアイスコーヒーはなく、また生産国にもなかったようで、やはり日本での体験は衝撃だったのでしょう。
もともとヨーロッパは亜熱帯のようになりつつある日本ととなり、涼しい国ですから冷たい飲み物を飲む文化がなかったからともいえます。
しかし、2000年の後半以降はバリスタ選手権なども普及し、ヨーロッパでもエスプレッソをベースにした冷たい飲み物も出てきました。
また、パリ、北欧でも6月に30度を超す気温になることも多くなり冷たいアレンジコーヒーも増えてきています。

 

 

さて、日本のアイスコーヒーとはそもそもどんなものなのでしょうか?私の25年前の開業当時およびそれ以前までさかのぼり少し考えてみましょう。
1.バール(コーヒーショップ)厨房構造
2.日本の伝統的なアイスコーヒーの作り方?とその変遷
3.家庭での多様な作り方

続く