パパ日記

プロレス女子とコーヒー男子

女性のあらゆるジャンルへの進出はマーケットを活性化しますので、プロレスやコーヒーにもその傾向は多く見られます。

 

 
プロレスなどは、TV放送がなくなったころから、引きこもりの、後ろめたいような、どこか隠微な要素があったのですが、エンターティメントとして日の目をみつつあるのも女性の観客が増えたからでしょう。
ドラゴンゲートとかDDT等の団体は、新しい顧客を開拓してインディーからメジャーへと成長しています。独創的な企画力などがそのベースにあり、マーケティングの巧みさも感じます。
飯伏幸太などはヨシヒコという等身大の人形と完璧な試合を成立させてしまいますし、
「プロレスで自由になる方法」(毎日新聞出版)を出版した鈴木みのるなどは女子プロレスラーとも試合をし、それを成立させる力量を持っています。

 

 

駅の週刊プロレスが早く売り切れてしまうと感じているのは私だけでしょうか?

 

 
サッカーも、私がこの仕事を始めた1990年から見れば女性がスタンドを埋めることなど考えられなかったことですから、女性のコーヒーファンも大歓迎します。
抽出基礎やカッピングセミナー参加者も女性が50%を占めますので、時代は常に変化しています。

 

 

全日本コーヒー協会では「boys be ドリップ男子」という言葉で、家庭でのコーヒー抽出方法を紹介していますが、今朝の朝日新聞にも最近の家庭での需要増に絡めた記事がありました。

 

 

 

「コーヒーが経済的な余裕から、もっとおいしいコーヒーを飲みたいという人が増えている」と書かれていましたが、これは裏返せば外で飲むコーヒーはあまりおいしくないということを意味するのか?インスタントなどから替えて楽しみたいのか?微妙なところです。
対して「店と同じレベルのものを自宅で味わいたいコーヒー好きが増えている」のでミルが売れているとのコメントも紹介されていますが、なんとなく理解できるコメントです。

これらは、だれがコメントしたかにより、解釈が微妙となると感じます。