パパ日記

ケニアとマンゴー

ケニアのコーヒーは、最近スペシャルティコーヒーマーケットでその香味の多様性ゆえには生豆の争奪が激しくなっています。
堀口珈琲では15年前からその香味について探求し、今では多くの豆を扱うようになっています。
ケニアコーヒーを3種購入して、その香味をご堪能いただければ幸いです。

こんなの飲み方もあります。
1.まず夫々の香味を楽しむ
2.A,B,C3種の豆をブレンドしてみる
2種、3種どちらでも、又配合率も様々にしてみる

よいコーヒーですので、どのように組み合わせてもおいしい味を楽しむことができると思います。今朝は、1:1:1でブレンドし飲みましたが、バランスの良い素晴らしい香味でした。

 

 

 

ケニには熟した果実の香味を感じることができるものも多くあり、香味の幅は広く稀にパッションフルーツのような明確な酸やマンゴーのような甘味などをイメージできます。
香り成分と同じように、ケニアの味は多様な味が複合したニュアンスで複雑です。

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写真は、タイ産とメキシコ産。

 
日本への輸入量は、メキシコ、フィリピン、タイ、台湾、ですが、価格の安い順はタイ、フィリピン、メキシコ、台湾、日本産でしょうか?
これは味の豊かさや糖度の高さの順番のような気もします。
甘みは濃厚で、酸はあまり感じません。

 

 

 

タイ産のマハチャノ種やフィリピン産のカラバオ種などは似たような味で、ペリカンマンゴーとも呼ばれマンゴープリンで食べる味とでもいうのでしょうか?

 

 

台湾のアーウイン種のマンゴーも輸入され始めています。
メキシコには、リンゴのように赤く完熟するアップルマンゴーのケント種などがあり、完熟したものはかなり甘いです。

 

 

 

宮崎産(最近は北海道産もある)のアーウイン種の完熟マンゴーは、価格も高く5.000円程度はしますが、最近はやや小ぶりで2.000円台のものも見かけるようになりました。沖縄のアーウイン種はミニサイズのものも見られます。

 

 

 

店頭には出ませんが、国産で、形が大きすぎて化粧箱に入りきらないものや、形が大きくならなかったものがまれに安く流通することもあり、果物商から連絡がきますので購入して食べることもあります。
いずれにせよ、日本では7月くらいまでがマンゴーの旬の時期となります。
最近は価格の高めのものは空輸が多くなっています。

 

 

 

基本栄養素は、水分と炭水化物、食物繊維、微量のたんぱく質、脂質、その他ビタミン、ミネラルですが、味の違いは品種の違いが最も大きいのでしょうか?