パパ日記

勇気と情熱

錦織君は残念でした。
しかし、徐々に前進しトップ4の厚い壁を砕き始めているのを感じました。

 

今回は蒸し暑く体力の消耗が激しかったようです。
プロのサッカー選手が2日連続して試合をするような消耗度かもしれません。
テニスの選手寿命は短く、世界中に9000人いるといわれるトーナメントプロのうち、賞金を稼げるのはごくわずかな人数で、収入の格差が激しい競技ともいわれます。
残念ながら、現状のハードなトーナメントスケジュールは、多くの選手のけがを誘発し、良いとはいえません。その中でトップ10を2年も維持している錦織君はそれだけでも秀逸だと感じます。

 

これまで世界と戦う厳しさや勇気をあたえてもらいました。
スポーツの良さは、勝ち負けの重要性と共に、試合に出るまでの努力のプロセスも垣間見ることができるからです。

 

 

スペシャルティコーヒーは、常にイノベーションの繰り返しにより新たな歴史が刻まれてきたと思います。そしていまもその歴史の渦中にあります。
品質や香味の維持は、生産者や消費国のロースターの高い志や情熱により支えられてきていると思います。
 

 

コーヒーの生産量は拡大していますが、アラビカはさび病、気象変動による栽培適地の減少、宅地化、人件費や肥料の高騰など様々な要因により微増もしくは減少傾向にあり、ロブスタは増産傾向にあります。私がこの仕事を始めた時にはアラビカ70:ロブスタ30といわれましたが、現在はアラビカ55~60%未満に減少しています。
ベトナム、ブラジルのロブスタ増産により、結果として現状の汎用品の品質は低下傾向にあり、その香味は悪くなりつつあるといえるでしょう。。

 

 

 

対して消費量は、ブラジルをはじめとする生産国、及びアジアなどの新興国の需要が拡大しつつあり、生産量を需要が上回る事態に直面しつつあります。

 

続く