今年2月にスタッフ若林がコスタリカの産地を訪問し、堀口珈琲と取引している農園の視察や新たな農園の開拓を行いました。そこで得た今現在の最新情報を早速お届けしたいと考え、今回訪れた農園の商品を販売します。第1弾はロス・クレストネスという生産者グループに所属する3農家のコーヒーです。
堀口珈琲は彼らが作り上げるコーヒーのカップクオリティの素晴らしさに惚れ、毎年購入量を増やしながら継続して扱っています。今まではカップクオリティの高いエル・アルトを中心に販売してきましたが、新たな精製設備を導入したことで、所属する農家全体の品質が向上した結果、今シーズンのロス・クレストネスのコーヒーはどの農家も本当に素晴らしい出来でした。すでに一通り販売しましたが、今一度各農家のコーヒーを楽しんでいただきたいと考え、セットで販売することにしました。
どのコーヒーもクリーンなカップに滑らかな口当たり、上品な酸味と甘みが備わっており、彼らが作るコーヒーの品質の高さを知ることができる内容となっています。真面目で職人気質な生産者たちが作り上げたコスタリカ最高峰のコーヒーをご賞味ください。
コロンビア南部ナリーニョ県のコーヒーをご用意しました。今回は単一生産者のロットです。県都パストから北東約30キロの場所にエル・タブロン・デ・ゴメスという市があり、ここでエル・サラードという農園が運営されています。
生産者のヒルダルド・チクンケさんは元々コーヒーチェリーのピッカーとしてコロンビアの各地を回りながら働いていました。夢である農園を手に入れるためにコツコツお金を貯め、15年ほど前にこの地域に土地を購入し、10年前からコーヒーの栽培を始めました。2年後には集買業者であるエンプレサス・ナリーニョとの協力関係も確立し、支援や指導を受けながら年々品質を向上させています。
今回は2種類の焙煎度合いのコーヒーをご用意しました。どちらもこの時期にぴったりの爽やかな酸味を楽しめますよ。